コンセプト:「緩衝動線」 動線という空間はすべての建築に共通する言語であり合理性や経済性の境界線を担っているとともに, 目的を持った内部空間から敷地外部の都市空間まで様々なスケールを関係付けて横断する.緩衝動線空間において、内と外、境界は曖昧になる。緩衝動線は誰のものでもない動線であり、異なる性質の空間が隣り合う余白のある空間である。
「緩衝動線」EX.
サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場(Piazza della Santissima Annunziata)の回廊

モン・サン=ミシェル(Mont-Saint-Michel)修道院の回廊

日本の動線空間も内外や聖なる場と俗なる場など様々な緩衝空間となってきた。
桂離宮

金刀比羅神社

動線の形状は、4種類の円弧を上向き下向きの半円ごとにずらして組み合わせることによってつくりだしている。弧の大きさは半径が決まった時点で形ができる。このような二つの空間を取り込む曲線を導入することによって、内外が入り混じる空間を比較的容易に実現する。



